新入荷再入荷

風のうしろのしあわせの島 ジェームス=クリュス作 国際アンデルセン大賞 講談社

flash sale icon タイムセール
終了まで
00
00
00
999円以上お買上げで送料無料(
999円以上お買上げで代引き手数料無料
通販と店舗では販売価格や税表示が異なる場合がございます。また店頭ではすでに品切れの場合もございます。予めご了承ください。
新品 12,000円 (税込)
数量

商品詳細情報

管理番号 新品 :46300671 発売日 2024/04/07 定価 12,000円 型番 46300671
カテゴリ

風のうしろのしあわせの島 ジェームス=クリュス作 国際アンデルセン大賞 講談社

★昭和44年第一刷発行の大変古い本です。 ★箱の角に経年のスレ有り。 ★本体三方に、薄いシミがやや有り。 ★見開き、本文ページには、ほぼシミ、汚れなく、経年に比してとても綺麗な状態と存じます。  53年の経年、しかも対象は子供、となりますと、これは奇跡的な状態の良さと感じます。本体表紙に押されたアンデルセン大賞のエンブレムも美しく、スレ汚れほぼ無し。美品です。  長年児童書の蒐集を、私の力でできる範囲で続けておりますが、素晴らしい本に限って、中々良い状態のものが無いのです。大体が経過年数40年を過ぎますと、情けない状態が一般的です。  クリュスと言えば、「笑いを売った少年」「ロブスター岩礁の灯台」「パウリーネと風の中の王子」などなど、本国ドイツでは、エーリッヒ•ケストナー、ミヒャエル•エンデと同列に、三大児童文学作家と称される方。  それだけあって、着想の豊かさ、ユーモラスなキャラクター、ひねりの効いた展開、美しい風景描写の沁みること。  子供のみならず大人が読んでも、心にそこはかとなく北海の風が吹くような、凪の海の静かな音が聞こえるような作品なのです。  こちらは、勿論独立した作品としても十分に楽しめますが、出来ましたら「ロブスター岩礁の灯台」から読んで頂きますと、より長く深く楽しめます。  灯台守の老人のもとへ、戦争で追われたユーリエおばさんがボートで避難して来ます。運良く灯台守の友人であるダド船長の「ツィカーデ号」が通りかかり、ユーリエおばさんを乗せてくれます。航海中に、色々あるわけですが、本来の予定地でない「風のうしろのしあわせの島」に着いたところで終わるからです。  クリュス自身が、この「しあわせの島」にとても行きたかったんだな、と分かります。身分の差、貧富の差、弱者強者などの全ての差がなく、全員が等しく、楽しく労働します。明るく思いやりある島民たち。理想だけど、理想であるが故に、皆が持ち続けるべき心とクリュスは訴えています。  最近の研究では、人間は本来、平等が嫌いという調査結果が出たらしいですが。  しあわせの島を覗いてみたい方、探していらした方、是非ご堪能下さい。  長期個人保管の大変古い本です。状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。  古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。

商品情報の訂正

このページに記載された商品情報に記載漏れや誤りなどお気づきの点がある場合は、下記訂正依頼フォームよりお願い致します。

訂正依頼フォーム

商品レビュー

レビューの投稿にはサインインが必要です