管理番号 | 新品 :70812528 | 発売日 | 2024/09/04 | 定価 | 12,500円 | 型番 | 70812528 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
【深和】丹山青海 京焼菊に蝶図耳付水指 商品説明 丹山青海による京焼菊に蝶図耳付水指です。
細身のフォルムに耳が付けられたいかにも京焼らしい造形です。十錦手などにみられる黄緑色の上釉に枝ぶりまで繊細に描かれた菊に、蓋にひらりと舞う蝶の絵付けが何とも品よく儚げです。
一見季節が異なるように思える「菊と蝶」の組み合わせですが、江戸時代に盛んに描かれました。菊花の時期、蝶は命を終えていく季節ですが、不老不死を象徴する菊に対し、蝶は復活する霊魂を象徴します。終わりゆく命を延ばすよう、蝶が菊の露を舐めている、と詠んだ松尾芭蕉の一句があります。
「秋を経て蝶も舐めるや菊の露 芭蕉」
菊の時節、重陽の節句の取り合わせを始め、過ぎ行く季節の哀感を感じさせる作品です。
◆丹山青海(1813-1886)
江戸後期-明治時代の陶工。丹後熊野郡(京都府)の陶工新力山利喜蔵の養子となり、中林竹洞らに絵をまなぶ。嘉永4年(1851)京都東山粟田口に開窯。6年(1853)青蓮院宮のもうけた陶器物産会所より粟田焼の専業を命じられた。本姓は岸本。著作に「陶器弁解」。
付属:時代箱
寸法:幅18.5cm、高さ18cm(最大幅。若干の誤差はご了承下さい)
送付方法 ゆうパック(80サイズ)
・ご入金後3営業日以内にご発送申し上げます。
・同日に複数点のご落札をいただきました場合には、商品は同梱にて発送可能です。 その際、送料は変動いたしますので、取引ナビにてお届け先ご住所をご入力いただき、