管理番号 | 新品 :79622023 | 発売日 | 2024/11/28 | 定価 | 9,000円 | 型番 | 79622023 | ||
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size 5cm×5.5cm×11cm(H) ※縦と横の長さは最大値です。 ● 第57候 立冬 末候 11月17日~21日頃 『金盞香(きんせんこうばし)』 水仙が咲きだし、いい香りを漂わす頃。 金盞とは、金色の盃を意味する水仙の別名で、その花姿から「金盞銀台」という別名もあり、内側の黄色い部分を金の杯に、外側の白い花弁を銀の台に見立てて、縁起の良い花としても喜ばれていたそうです。 水仙は別名ナルキッソスとも呼ばれます。語源は、自分自身の姿に恋するあまり、池に映る自分の姿に見惚れ続けてやつれ死んでしまい、水仙の花に化したという、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスにちなむものとされています。 今回は、そんなナルキッソスをモデルに制作してみました。 土台には水仙の花を半立体で表現しています。 七十二候(しちじゅうにこう)とは・・・古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、春分や夏至などの二十四節気をさらに約五日ずつの三つ(初候・次候・末候)に分けた期間のことです。「気候」という言葉は、この二十四節気の「気」と、七十二候の「候」から生まれたものです。 七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっており、今回はそのうちのいくつかを陶人形で表現してみました。 作品について・・・ ひとりずつ手作りしている、てびねりの陶人形です。 素材は陶土を使用しています。 服と土台の一部分には薄く透明釉を施しているので、その部分は少し光沢があります。 その他の部分は釉薬を使用していないので、表面は少しザラザラしています。