管理番号 | 新品 :22579997 | 発売日 | 2024/06/12 | 定価 | 149,000円 | 型番 | 22579997 | ||
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カテゴリ |
備前新々刀最高峰【備前長船横山祐永 友成五十六代孫】
華麗丁子乱れ典型作 刃縁小沸見事 気品溢れる深反り姿
上手呂塗鞘拵 車透鍔 龍図金具 岡山藩工 令和3年登録
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
【銘】
表『備前長船横山祐永』
裏『友成五十六代孫』
備前国長船の地には新刀期より横山一派が代々栄え、
新々刀期を経て明治の廃刀令に至るまで連綿と続きました。
横山祐永は祐平の次男として生まれ、横山家の跡目を継いで
備前岡山藩工として活躍し、天保4年には加賀介を受領するなど
卓越した技量で伝統ある長船鍛冶の掉尾を飾る名工です。
本作は備前の旧家に伝わった令和3年登録の生ぶ出し品、
横山祐永の真骨頂である丁子乱れを焼いた典型出来の刀です。
刃長2尺1寸4分半、尋常な身幅・重ねを有する健全な姿で
深めに反りがついて気品に満ちた体配は貴人の差料を窺わせ、
小板目強く錬れて詰む精美な地鉄に地沸微塵について地景入り
刃文は最も得意とする変化に富んだ華やかな丁子乱れを焼き上げ
頻りに小足・葉が入り小沸よくつき匂口締まって明るく冴えるなど、
備前伝の完成形と云える作域で祐永の技量が発揮された優品です。
質実剛健な雰囲気を纏う呂塗鞘拵にガタつきなくピタリと収められ、
梅花車透かし鉄鍔や龍図の目貫・縁頭などを用いた作域優れる外装が
本作に華を添えており、武用刀としてもお薦めできる逸品です。
備前新々刀を代表する稀代の名工『横山祐永』による
生ぶ出しの典型作を渋みある拵と共に末永くお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:65.0cm 元幅:2.95cm 先幅:2.12cm
元重:0.70cm 先重:0.48cm 反り:2.0cm 目釘孔:1個
刀身重量:617g
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身のヒケや小錆、小さな刃こぼれ等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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