管理番号 | 新品 :88138260 | 発売日 | 2024/10/04 | 定価 | 15,000円 | 型番 | 88138260 | ||
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相中留恩記略・全/類本の新編相模国風土記稿にない家康の朱印状その他の文書や挿図が豊富に収められている・新編相模国風土記稿の姉妹編
商品説明
相中留恩記略・全/類本の新編相模国風土記稿にない家康の朱印状その他の文書や挿図が豊富に収められている・新編相模国風土記稿の姉妹編
昭和42年 448P 長谷川幸堤:画 限定版 2分冊 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
尾張徳川家蔵書の「地誌の部」に、藩主お手許本の装幀をもつ『相中留恩記略』一揃のあることは予々承知していたが、それがいつ、どのような経路によって藩侯の手文庫に納まったかは固より、その内容につい ても殆んど識るところは無かった。
たまたま昭和十九年の冬、この研究所の史料と共に徳川家蔵書を木曽谷へ疎開させることになった時のこと、なにぶんにも梱包資材と輸送力の関係から両方の全部を移動させることはとても出来ない相談であったので、先ずはかけ替えのない蔵書から荷造りする肚をきめて容器箱を割りあててみたところ、地誌への配分はわずか二箱という状況であったため、やむなく厳選の度あいを強化するほかなかった。
そこで親しく『相中留恩記略』に対面することになるのであるが、さて手にとって見ると、巻首には林大学頭と成島図書頭の序文の据わった立派な写本であるし、類本の『新編相模国風土記稿』にない家康の朱印状その他の文書や挿図が豊富に収められている。そればかりでなく、他にこの転写本のないことまで判っては、なおさら残留図書の仲間入りをさせることはできなかった。
そんなわけで本書は戦災を免れ、二十一年の秋無事に旧書庫へ復員したが、のちに、この原本に当る稿本が著者の生家福原家に保存され、もう一部の献上本が内閣文庫に架蔵されていることなどが判明したものの、なお判らないのは、別の浄書本が尾張家のお手許本に納まった経緯である。しかし幸いに、このたび石井光太郎君の御教示により、本書挿図画家の長谷川雪堤が「尾州御用」を承わって自らこれを浄写し、天保十二年末に献納に及んだものであることを知ることができた。
相模国(一部武蔵国を含む)の名所旧跡のうち、徳川家康由来の事績を記録した図会形式の地誌。江戸後期の成立。『新編相模国風土記稿』の姉妹編ともいえる、
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
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