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【真作保証】ジョルジュ・ルオー「悪の華」/銅版画/岩波書店

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管理番号 新品 :02391098 発売日 2024/01/03 定価 480,000円 型番 02391098
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【真作保証】ジョルジュ・ルオー「悪の華」/銅版画/岩波書店

【真作保証】ジョルジュ・ルオー「悪の華」/銅版画/岩波書店商品説明ジョルジュ・ルオー(1871-1958 フランス)は、ステンドグラス職人のもとで働き始めた後、本格的な絵画を志し、象徴主義の画家ギュスターヴ・モローに師事しました。門下には、マティスやマルケなどのフォーヴィストたちが育ち、彼らの活動に刺激を受けながらも、ルオー自らはキリストの受難や聖書の場面をマチエールにこだわって描き、道化師やサーカスの人物たちをテーマに取り上げ、独自の世界を築いていきます。 ルオーの作品は、早くから日本でも紹介され、現在にいたるまで多くの人々の心をとらえてきました。

〈悪の華〉は、詩人ボードレールの同名の詩に14点の銅版画を添えた詩画集であり、画商アンブロワーズ・ヴォラールの企画によるものです。1926年から27年にかけて制作。刷りはパリの刷り師ジャックマン、製版方法は原画を写真撮影し、それを銅版に転写して腐食させるエリオグラビュールで作った版に、ルオーの指示に従ってアクアチント、ドライポイントなどで修正を加えて行われました。
500部刷られましたが当時は陽の目を見ず、1966年になってから本として完成され、エトワール・フィラントによって刊行されました。
1927年の制作時以降に消失または傷んだ作品を除き、1966年の刊行時には425部限定(450部のうち25部は非売品であったため)とされています。

シートサイズ:44.5×34 (タテ×ヨコ)
制作年:1926年、425部限定(出版:1966年、岩波書店)
ED:73/425 (全点版上サイン有)

外箱付。
外箱には経年による擦れや傷がございます。
目録ページは薄いシミが全体的にありますが銅版画は概ね状態良好です。


<作家略歴>
1871年 ジョルジュ・ルオー、パリに生まれる
1885年 ステンドグラスの工場で働きながら夜は装飾美術学校で素描を学ぶ
1890年 画家になる決心をしてエコール・デ・ボザールに入学する
1892年 ギュスターヴ・モローが教師になる。マティスも聴講生として加わる
1903年 ギュスターヴ・モロー美術館開館。初代館長になる。サロン・ドートンヌ創設に参加し、1912年まで毎年出品
1905年 第三回サロン・ドートンヌに出品。マティスらとともに「野獣派」と呼ばれる
1907年 画商アンブロワーズ・ヴォラールに会う
1910年 パリのドリュエ画廊で初めての展覧会が開催される
1913年 画商ヴォラールがアトリエ内の全作品の買い取りを申し出る
1917年 画商ヴォラールと契約し、版画制作に専念。ルオー自身の発案による版画集「ミゼレーレ」、「悪の華」などを計画
1919年 2年前に国家買い上げとなった油彩が、コルマール美術館に展示される。これが美術館に展示されたルオーの最初の作品となる
1926年 リトグラフによる挿絵6点の入った「回想録」を刊行。「悪の華」のために銅版を制作する
1927年 モノクロ・アクアチント(銅版画)58枚組「銅版画集ミセレーレ」が完成する(刊行は1948年)
1930年 カラー・アクアチント(銅版画)17枚組「流れ星のサーカス」を制作する(刊行は1938年)。カラー・アクアチント(銅版画)17枚組「受難」を制作する(1939年刊行)
1938年 ニューヨーク近代美術館で版画の展覧会が開催される
1945年 ニューヨーク近代美術館でルオー回顧展が開催される
1946年 ロンドンのテート・ギャラリーでブラックとルオーの二人展が開催される
1958年 ジョルジュ・ルオー、パリにて死去。サン=ジェルマン=デ=プレ教会で国葬


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