飛騨神代遺跡・昭和14年正月/上原清二/各種の方面から論及を試みまして之等の遺跡が我大和民族の旧先のものである事の立証を考究する

飛騨神代遺跡・昭和14年正月/上原清二/各種の方面から論及を試みまして之等の遺跡が我大和民族の旧先のものである事の立証を考究する

商品説明
飛騨神代遺跡・昭和14年正月/上原清二/各種の方面から論及を試みまして之等の遺跡が我大和民族の旧先のものである事の立証を考究する

奥付なし 79P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

はしがき

私が飛騨の神代遺跡の調査に着手致しました事は、昭和九年九月酒井勝軍氏を當地へ迎へて其講演を聞きました所、我飛騨が神代の中心であつた事を知り、其上、上野平の本面ピラミッドの鑑定を聞きまして、茲に始めて調査の端緒を得たのであります。同年十月二十二日杉下貴代男氏を誘って日輪神社の妻山を調べ、 太陽神々殿を発見しまして、始めて神代遺跡のある事の確信を得たのであります。次に翌十年八月二十四日加藤専一氏の唱導にて位山に登山し、御神陵や他の神代遺跡を発見致しました事から、之が基となりまして次々に各種遺跡を發見したのであります。各種の遺跡を発見するに従ひ、之等の遺跡が我大和民族祖先のものであるこの確信を得、殊に位山御神陵が天照皇大神である事の確証を得ました所、此儘放棄して置く事が如何にも不忠極まる様な心持が致す様になったのであります。依て世論を煥発して調査機関の公設を促がし、日本全國の神代遺跡が調査研究せられまして一日も早く御神陵が公認せられる爲めに、今後向は種々な遺跡が発見されるとは思いますが、一先茲に今まで共都度発表致しましたものを取纏めて発表する事に致しました。か樣な譯でありますから、簡単ではありますが各種の方面から論及を試みまして、之等の遺跡が我大和民族の旧先のものである事の立証を考究しまして後、遺跡を記述する事に致します。

昭和十三年十月二十三日
皇太子殿下第五回御誕辰吉日に記す
高山市城山山荘に於て 上原清二

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙傷、汚れ、しみ。裏表紙小破れ、書き込みあり。背表紙小破れ。ページ小黄ばみ。おそらく昭和14年ですので経年感はあります。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。28991