メーカー/原産地 | 国内 | 商品の状態 | 新品 |
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発送国 | 国内 (日本) | ||
材料/素材 | 復活の魔改造メタル365 商品説明 締め切りは土曜日午後2時です 私は10を捨てたんです もうずっと昔のことですが 簡単に言えば昭和から平成の頃の話 「もう テープなんて聴かないし」 なんて言いながら純正のカバーをかけてそのまま・・・ 自転車屋さんの前の 春になると桜が綺麗な小さな公園の角のゴミ捨て場に 部屋の片づけをした時に 大した不具合も無いのに 粗大ごみで出しました・・・ 今更ですが 何度思い返しても ぞっとする記憶で 今でも頭から離れません よくファッションとか世相とか 「ひと回りしてまた流行ってるんだね」なんて言ったりします 自分で自ら捨てたのに。。。 今更血眼になってメンテしている私 ひと回りにもほどがあります! 今まで7台の10の基盤をボツにしている私 なんという愚行を繰り返すのか 捨てるわ 直すつもりでボツにするわ 供養が必要なのかもしれません ついこの間も「魔改造です」なんて言いながら 8台目のボツ ここ2年以上基盤をダメにした記憶は無いのですが 仮テストで音が出たのに その後壊して 偶然にも部品取りのボロボロの個体にまた魔改造の基盤がありまして 嬉しいやらバカバカしいやら なんとか頑張ってキッチリ仕上げられました そんなメンテですが 寝ている時に思いつくことがよくあります 本気では寝ていませんが 寝入りばなとか 朝半分起きつつあるときとか 今回も「ん あのトランジスターのところの元々のハンダと違くないか」と ↓なんと その魔改造の基盤を見事仕上げました 上段の画像 仕上げたというか間違っていたヵ所に気づいて それを元に戻したら 他はちゃんとメンテ出来ていた という事 アップにすると汚いハンダ付けですね 実は7台のボツ基盤は大事にとってあります 真ん中のハンダの固まりの下には小さなトランジスターの3本の足が出ています ここが重要なトランジスターなのは以前より分かっていました ここがダメだと全部の音が出なくなる コンデンサーは外しても音が出続けるものが結構多いのです トランジスターはそうはいかない たった一つでも大きな不具合が出ます まさにココ 私はボツ基盤からこのトランジスターを交換したりしたのですがダメ 前回の167号での記憶が不意に蘇りました 「あーここのトランジスターはハンダで埋めたのね」と 167号も落札いただき 一週間後くらいの話です 朝方の寝起きの時に アレ? と思いつきました ここのトランジスターが重要なので リード線を伸ばして他にトランジスターを追加して代用しています つまり ここのトランジスターは2本の足をつなげて そのまま直で通電してしまえば良いのです こんなメンテを素人が続けていると 妙に嬉しくも低レベルの発見に狂喜する始末です 兎にも角にも この魔改造の基盤をボツにせずに済みました 自分を褒めはしないけど頑張ることは大事だという事です 中段の画像 これが私が勝手に名付けた魔改造の様子です 追加の抵抗の数が凄いですね 過去にも多少のバイパス的な配線の追加はありますが ここまで抵抗やらトランジスターを追加していません 問題の個所は右上の方にあります こんなにも基盤の裏を抵抗で橋渡しして良いのでしょうか 私には全然わからない 電子工学の世界です 下段の画像 ここに並ぶのは部品取りの3台のカセットメカです 消去ヘッドや再録ヘッドが無かったり プーリーやモーターが無いものもあります よく言えば選抜 悪く言えば寄せ集め 今回の10は元々のホディは使ってしまっているので これも選抜的な寄せ集め 魔改造の基盤はもう仕上がっているので 私がすることはソレに見合うカセットメカと ボディを綺麗に仕上げる事です その成果はいかに? 是非ご観覧いただきますようお願いします 出品は2点です ① CFS-10 本体 ② 純正ACコード 付録が3点 その一 ミニプラグステレオケーブル 2m新品 その二 取扱説明書コピー 冊子にて製本 ↑オリジナルが入手できたので更に綺麗なコピーです その三 試聴用録音テープ のノーマルテープ ご要望がありましたら付録3点も発送致します ① まずはメンテナンス内容を列挙します 以下箇条書き 接点復活剤塗布は「塗布」と省略いたします その① ボディと外装 ボディ前後解体洗浄研磨 前後ボディ部分的にシルバー塗装とクリヤー塗装 後ボディマッドブラック塗装 上部パネル 洗浄研磨と艶出し 取っ手分解洗浄 研磨と手磨き 地肌仕上げ 電池ボックス接点 研磨と塗布 スポンジ交換 スイッチ類分解洗浄 研磨と磨き その② アンプとチユーナー基盤 無水アルコールとナイロンブラシにて基盤清掃 コンデンサー大量交換 電源 テープ選択 FUNCTION 録音切替スイッチ分解清掃 LINE INその他端子 洗浄研磨と塗布 全スライドスイッチ洗浄塗布 スイッチ類点検塗布 FMチューナー 感度微調整 その③ カセットメカ フライホイール研磨 ベルト交換新品3本 キャプスタン軸 研磨と磨き仕上げ モータープーリー研磨 成形 モーター軸からスピンドルオイル注入 録音その他操作ボタン 清掃整備とグリス注入 テープ読み取りヘッド 成型研磨 アジマス調整 テープカウンターベルト新品 ヘッド、キャプスタン軸辺りの消磁 カセット蓋アクリル 磨きと鏡面仕上げ 再生時の巻き取りトルクアップ テープスピード調整 録音切り替え機能修復 その④スピーカー周り スピーカー取り外し点検 スピーカーウレタンエッジ張替え スピーカー取りつけの締め付け強化 R側ビビリ抑制 スピーカーネット シルバー塗装 グルーガンによるスピーカーネット固定 静電気防止の為スピーカー後部へ砂ヤスリ貼り付け ②メンテナンス徒然日記 ↓ワウフラッター撲滅への道程 左上の画像 左からピンチローラーとキャプスタン軸 再録ヘッド 消去ヘッド この10とV8の消去ヘッドはただの磁石です ただの磁石は失礼だけど そうなんです 再生の時は持ち上がってテープに触れず 録音の時に再録ヘッドの前を走ってテープの磁気をならします ピンチローラーは少々研磨してクリーニングして専用のクリーニングで艶が出ます キャプスタン軸は2000番でピカピカにします 再録ヘッドは成形研磨をします そうするとアジマス調整がバッチリ決まります 消去ヘッドはこの10では2割ぐらいの確率で脱落して行方不明になります 一応ツメがあるのですが脆くなっているので接着します ここでは瞬間接着剤は不向きなので使いません 今回は他のカセットメカから移植しました 左下の画像 これはピンチローラーの根元から巻き取りのリール台に伝動する重要なプーリーです まだゴムを付けていない このプラがゴムの腐食につられて表面が傷むことがあります 実は最初に組んだ時にもの凄くワウフラッターが出ました 10はなかなかワウフラッターが減りません でもそのワウフラッターの変動の周期で大体の原因が分かります この白いプーリーは溝が綺麗なのに 役に立ちませんでした https://youtu.be/e7mGTePpEW8 ←白いプーリーが微妙に動いています https://youtu.be/Y-1AEDNkBwY ←黒いプーリーは微動だにしません 中間で伝動するプーリーがこんなに動いていては 何もかもがぶち壊しです まだ調整中ですが ↓途中経過です https://youtu.be/sRNyb8vvv9Y ←動画にも説明文を載せました この程度のワウフラッターでしたらまあまあなんです ちゃんとスローな曲もしっかりと聴くことが出来ます でもこれではダメなんです もう少し頑張らなければ そして次の改善です右上の画像 動画でも見て頂くと分かるのですが ワウフラッターが細かい変動ではなく 周期的なんです 原因はこのフライホイール その溝にあります ここもゴムに触れるところなので白く腐食することがよくあります サビの一種なのでしょうか この右上の画像では溝を一生懸命研磨して均した後のでも相手が小さすぎてうまくいきません なので部品取りから一番溝の綺麗なフライホイールを持ってきました うーん それでもうまくいかない 良くはなるのですが 動画の中でモーターとプレートの間に詰め物をしています 10のベルトは角ベルトでモータープーリーもフライホイールもV字の溝です これが厄介でこの溝の使い方が2種類あります V字の底に密着してベルトが安定している次が一応底に触れているけど きっかけがあるとどちらかの斜面をベルトが登ろうとします モーターの詰め物はそれを抑止するためです 二つの溝の位置関係を真っすぐにしたいのです これが微妙で 10の場合設計がタイトすぎてボディを組むとこのモーターのケツが押されることがある そうすると傾いたV字の溝の片方を登りそうになります 酷いときはモーターに一番近い長ビスの締め具合でテープスピードごと変化してしまうのです そこでクイズです↓ 右下の画像 この3本のベルトの違いを答えなさい 見てわかるなら苦労はしないのです この3本のベルトは直径45mmのベルトです つまり外周が141.3mm 違いは角のサイズです 左から0.95mm 1.2mm 1.6mm 普段は1.2mmを使用しています テストで0.95mmも試しましたがワウフラッターの結果はほぼ一緒です そこで 今回は新しく1.6mm角のベルトを仕入れました ワウフラッターが減っています https://youtu.be/lMx-rBQPuyM ←1.6mm角のベルトで回しています メーターの針の振れ具合の違いは大したことがないように見受けられますが これは壮絶に違います 針の振れが穏やかで振り幅も小さくなっています テープ再生ではこの違いは別次元の差となります この他にキャプスタン軸の裏側の押さえの出幅も関係してきます 薄くてもダメ厚くてもダメ溝がズレるからです フライホイールはそれなりの径がありますので ズレて溝の片方に登りそうになると変動します すべてはフライホイールとモータープーリーの溝が正対の位置にあればよいのです ところがこの1.6mm角のベルトだとそれが程度軽減されることを見つけました んー何台もの10を仕上げてきて やっとこさここまで来たところです と、ここまで来ましたが それでは済まないのがこの10なんです https://youtu.be/51qn0kOvAQQ ←ボディを組んだ カセットメカをストレスフリーのこの点の組み立ての構造上 カセットメカの左右と上下に何らかの圧がかかります 困ったことに圧がかかってワウフラッターが増える事もあれば 逆に治まることがあるので困るのです このお話しは次の画像↓でもお話しします 動画では針の動きに注目してしまいますが 音の響きの歪みというか変動に耳を傾けてください 一定の音の響きならいいですが この様にビミョーに変動しています ↓厄介な個所とボディ塗装 左上の画像 ここはカセットメカのモーターのケツ辺りが収まるところです 続けて次の左下の画像を見てください 10のモーターは3点保持では無くて2本のビスで固定ます 左右に簡単に振られます こうゆうモーターはゴムのブッシュを必ずかまします 振動を防止するか ある程度フリーな固定が必要なんでしょう でも組んだ時にモーターがどちらかに押されて傾くと 今までの調整が台無しです 苦肉の策で絶縁のテープを重ね貼りして 若干の固定で対抗しています 左上の画像にある円形のスペースですが サイズの小さなコンデンサーを投入しています しっかりと配線の捌きもしています だけど やっぱりカセットメカはボディを組むと前後から圧着されます その結果が上段に出したワウフラッターの様子です これだと私の経験ではまあまあの仕上りです 動画でのテープ再生で様子は確認できます 普通にテープ再生を楽しむのであれば大きな支障はありません 安定したテープ再生を望むなら 10以外の機種をお求めください 1980 1980Ⅱ mark5 V8 686は素晴らしいです それにU4SFも良いですね 右上の画像と左下の画像 塗装前と塗装後です 汚れ落として研磨してパテ埋めて また研磨して サーフェースしてシルバー吹いて 一旦水伽して またシルバーして そしてクリヤー重ねて 見事なシンメトリーのデザインが 再塗装で再び輝きます ↓音の道の大事な通電のメンテナンスから 画像の撮影看板に167号とありますが 正しいのです 出品していた167号は赤ペンで②と書き込んでいます 167号はこの基盤で最初にメンテを始めたからです メイン基板だけ出直しの170号という事です 左上の画像 10のスイッチはそんなには汚れが酷いことは無いのですが 画像の様にそれなりに汚れています こんな よく 接点復活材は使っていませんので安心ですという説明があります ある意味それはあっているのです 接点復活材はラジカセ殺しの恐ろしい奴です この様に汚れているスイッチの内部に隙間から塗布すると・・・見事に復調します ところが そのうちもっとダメになる 音が出なくなることもあります 汚れが浮いてもそのままでは 結局また汚れがこびり付いてしまうのでしょう 私も1150で経験済みです 見事に音が出なくなる 私はそう言いながら接点復活材を愛用しています 汚れ落としの威力はえげつないものがあります 大事なのはこの様にしっかりと全バラしてクリーニングすることです バラシて汚れ落として 軽く研磨して そして仕上げに接点復活材です パーツクリーナーでも落とせない 接点の汚れを最後の最後に浮かしてくれます そしてしっかりと乾拭きをします 乾拭きしても表面保護の効果は残るでしょう 左下の画像 接点復活材の最終仕上げで綺麗になりました 最初に接点ブライトで放置してよごれを落とすのですが 最後の接点復活材で さらに汚れが落ちてピカピカになります ふふん 自己満足の世界です でも こうして綺麗にすると 音の響きがスッキリとします 聴けば分かります 右上の画像 前回の167号でも説明しましたが 魔改造の一部です 同じことがしてあります ここは入力切替の3段スイッチですが 本来なら透明なプレートがスイッチと一緒にスライドします そして仕込まれた小さな鉄のタマ 1mm以下のタマ それが動いて通電のスイッチになる そのタマも無いし 透明なプレートもカット その替わりこの裏の基盤にバイパスのリード線が うーん これはメーカーが発売前にしたのか それともメンテでしたのか謎です 右下の画像 ボディ裏にある RCAプラグによる入出力端子です ここにこの端子があるからハイブリッド再生が出来る 私の名機再生もこの端子が無かったら ここまで続けていたかわからないです 内側がホットなので丹念に汚れ落としと磨きをかけます 外側はクール側ですが重要です 差し込んだ時のスムーズさは しっかりとした結合の安心感も生みます 薄いスポンジにヤスリが付いている便利なものがありますが 粗目からの3段磨きです そうゃって鍛え上げるとこのように凛々しくも綺麗になって 期待通りの仕事をします 実は 内側のホットをおろそかにすると音が出ない事もあるのです ここも大事な音の道となります 今回は仮組の時にLINE INのテストしたら・・・ 右の音だけ ズベベベベベベ と大きめのノイズが響きまして 慌てた慌てた 右Rの赤と 左Lの白いリード線はしっかりとしていたのですが 前回の作業でいじくり倒しているうちに クール側の黒いリード線が断線していました もう一度試しに聴いてみたいくらいの 初めて聞くノイズでした クール側も大事という事ですね ↓スピーカーのコンディションは良好です 上段の画像 おなじみの朽ち果てたスピーカーエッジです これでも一応音は出るのです でも少しでも低音が強かったり 音量を上げると見事に破綻します https://youtu.be/8u4eAxzeUF0 ←またもやメンテ前の162号に登場してもらいました 参考動画です これは162号のメンテ前に撮影したものです 中段の画像 この動画の様になってしまうので 10の場合エッジの張替は必須となります まずはホロホロになったエッジと 接着剤材の残りを丹念に取り除きます ここでコーン紙の 下段の画像 今回はいつものエッジよりゴムっぽい素材を選びました ゴムっぽいというのはあいまいですね 強いエッジとまでは言いませんが すこしスポンジ状の素材より耐久力がありそうです ③この10のいいところ 音の響きはさすがの魔改造です それとコンデンサー交換で蘇っています スピーカーのコンディションも良好だし シルバー塗装もしっかりとしておきました ワウフラッターはまあまあの仕上りですが カセットメカはスムーズな作動です 殆ど一ヵ月をかけていろいろと調整しながら 不具合をつぶしておきました 我家でのテスト再生というより 試験的な音出しをかなりこなしています 不具合がメンテ中に確認できるのは それはそれでよい事なんです ↓キズの少ない上部パネル 上部パネルやボタン類はバラして洗浄して磨いて艶出ししています 発売から40年以上ですから 貴重な ④この10の残念なところ ↓苦労したところと 小傷です 残念なところですが まず録音のデシベルがそんなに高くない いつものAirMAc Expressをかましての録音を動画でもご紹介しています 録音のデシベルがそんなに高くないです 他の音響機器でデシベルを強くすれば少しは変わるかも 左上の画像 これは以前より苦労している10の録音機能の不具合に対応しています 録音切り替えのスイッチの操作では 裏のメイン基板とカセットメカのとの距離が重要なのです ちょっとでも離れていると録音の切り替えまで届かないのです なので強制的にメインの基盤を固定しています 左下の画像 これが今回苦労させられたハンダ割れがあると思われる区域です 右の音が出ないとかノイズが乗るとか これの対応で3週間ほど費やしました 画像中央付近にネジがありますが これは右のアンプを固定しているネジです 左に1000μFのコンデンサーがありまして コンデンサーの足を切らずにバイパス的に利用しています ここを見つけるまで絶望的な気分になりそうなのを 払拭しながらチェックをしました 見つけてしまえばこっちのもんです また良い勉強になりました 右上の画像 ここは10の泣き所です 底部に4ヶ所の突起がありまして やられるのは前側です こいつは重いので ちょっとでも勢いよくこの突起から置いてしまうと傷んでいきます 繰り返すとこのように割れます 右下の画像 全体には綺麗な10です でも上部パネルの小傷は塗装では隠せません 他にも小傷はありますが 普通の距離感で眺めた時に目立つような傷はありません さて ここでこの10の取り扱い注意について 今までの10でもそうですが 古い機械なのでご注意が必要です まず動画でもご紹介してますが それなりのワウフラッターがあります 私の技量不足と10の固有の症状です ご了承ください ワウフラッターの それとテストしていて気付いたのですが90分テープで早送りと巻き戻しも苦しそうです テープの巻き取りがずれて抵抗があるとダメです この10のモーターはそんなには強くないです 最初から最後まで往復再生させるか 他のデッキで往復するか テープのコンディションにご注意ください 次に FMのサーチがスムーズでは無いのです これも10で時々ある事なんですが サーチボタンを長押しすると「ピピピピ」と言いながら 次の局を探します AMはサーチが好調なのですが FMは微妙な受信があるので軽やかに「ピピピピ」と走りません この症状は10ではたまにあります 放送局をメモリーすれば問題ありません 牛歩作戦で選局してください 取っ手にも少々問題があります まずは今回手磨きで仕上げた取っ手をご覧になってください https://youtu.be/dgGVqwTeNZ4 ←再生しているのは付録のテープです 前にもこの様に取っ手を磨きあげたことはありますが 腐食防止でクリヤ塗装をしました でもせっかくの地肌の輝きが無くなります 今回はクリヤー塗装無し ですので 必ず表面がくすんできます そんな時はピカールなどの研磨剤です 少量の研磨剤と柔らかいマイクロファイバーの様な布で磨いて拭きあげてください ピカピカに直ぐなります ⑤この10のテスト中の変調 今回の魔改造の10ですが テスト中の変調どころではありませんでした まず最初に オートシャットオフが作動しない 増設した小さな基盤のトランジスターとコンデンサーとの接触が原因 絶縁テープを巻いて対応しました あんなちいさな基盤に寄せていれば隣と接触しやすいです 今まで10のオートシャットオフがダメなんて 記憶になかったので背中に冷や汗が シャットオフの磁石のセンサーからずっと配線を追って行って・・・ 我ながら良く見つけたもんです 一安心していたら 次に 右側の音が出なかったりノイズがうっすらと乗ったり・・・ これは参りました 最近の出品ではメンテの経過で先に動画アップしています 既に11月半ばには結構仕上げています それなのに・・・ 仮組当初は素直に音を響かせていたのに 私の知識では原因を探すのが大変 途中で嫌になって 3日ほど放置したりして 仮組の音出しから10日ほどジタバタしました 原因はたくさんありまして まずイヤフォンジャックの右だけ微妙に通電が悪い それとボリュームとバランスのスライドスイッチは両方とも交換 ←これはあんまり原因ではないかも これで良くなったと思い ウキウキしながらボディに組んでみたら 右の音が死んでいる・・・ 本当に嫌になりかけます 右側の音の道にあるコンデンサーの揺さぶりテスト 良く調べてみると 電源周りの1000μFがあやしい 3つとも他の未使用品に替えても同じ この10は多少なりともボディを組むと基盤に圧がかかります どこかの電子部品と配線のせいです 設計がタイトすぎて 配線の捌きはかなり経験を積んでいるのですが 最後はボディで締めるのです その時に基盤を押すと・・・ノイズが出たり音が出なくなったり つまりボディを組んで背面のビスの締め具合で 症状が変わってしまう 私の手元でメンテしている時に 不具合が出てくれるのは喜ばしいくらいですが これには参りました こうなったら強硬手段で リード線やコンデンサーの足でバイパスです そしたら 右のアンプに行く基盤が内部でハンダ割れというか 基盤が少しでもねじれると怪しくなる バイパス組んだら紙を剥がすように症状が直りました 正直このチェックに10日くらいかかりまして あまり根詰めてやると基盤を壊してしまいそうで まずはイメージ的にいろいろ考えて 端からつぶしていきました はー疲れる ようやく落ち着いたと思ったら またまたオートシャットオフの誤作動 しっかりと再生ボタンが戻らない 最初に基盤内での電子部品の接触が原因だと 突きとめていたのに・・・ ふと このままアレクサ用のハイブリッド再生で使ったろか・・・ なんて悪魔のささやきが頭をよぎります これはカセットメカの後ろ辺りで宙に浮いている1000μFのリード線が原因 延長して収めるところを変えているので そのリード線がたるんでオートシャットオフ側で邪魔をしていました 症状的にもしくはと思いました 見つかってみれば なーんだという感じ それにしても はー なんでこんなに難産なんでしょうか 凄く片寄っています ⑥この10の出品直前の現況です 撮影日は時々時々出てくる電波時計でご確認ください テープ再生からご紹介しましょう https://youtu.be/dr_E2BpaPVY ←再生は付録のテープ 電池駆動で回転 https://youtu.be/8kxjqNv4AmA ←最初にAMSの頭出し作動 これも付録のテープ まあまあのワウフラッターですが この様に実用では問題ないと思います メタルテープに録音が出来ます https://youtu.be/sS56WmK-L4k ←少々デシベルが低いです このラジカセで録音して このラジカセで再生すると ワウフラッター2回分の歪みが出ます それでこれくらいの録音再生が出来ます ですがやっぱり録音が出来るね というレベルです 怒涛のハイブリッド再生 https://youtu.be/nyy5dSCqnJ0 ←ピアノの音を明瞭に響かせます https://youtu.be/gXFGZIYn6n8 ←ちょっと前かと思ったらそれなりに昔でした https://youtu.be/rbGTKONMzLI ←本当に切ないバラードです さすが魔改造の音の響きです やはり10は音の響きが細やかです 長期にわたるテスト再生によって 新しいコンデンサーは完全に馴染んでいるようです ラジオ受信が好調です https://youtu.be/VczWjMWUUhY ←まずは屋内 https://youtu.be/pkBEbFm5aac ←そして屋外 我家は千葉県北西部の鉄骨住宅 撮影台の周りにはパソコンやらFAXやら電子機器がいっぱい 特にLED照明はAMラジオにとって大敵です 必ずノイズが乗ります その北西部から埼玉のNACK5とAMのFENが丁度よいベンチマークです 先のAMでは3番目がFEN FMの2番目がNACK5です 屋内でもそのふたつがそれなりに受信できていますので 感度良好なのです 周りにLED照明や電子機器の無い窓際に置けば 受信はとても良いでしょう まとめ 魔改造基盤再び 根性のメンテ作業 スピーカー良好 シルバラードに塗装 カセットメカフルメンテ しつこい通電メンテ スクエアーでシンメトリーで小型設計の凄いヤツ 魔改造のまま「半世紀ラジカセ」でご愛用頂きたい |
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決済方法 | VISA, MasterCard, AMEX, JCB card, PayPal, LINE Pay, PayPay, コンビニ決済, Suica決済, あと払い(ペイディ), 銀行振り込み, ネットバンキング, Qサイフ | ||
A/S情報 | A/Sセンターおよびメーカーまたは販売者にご連絡ください。 | ||
返品/交換 | 商品ページ上の詳細やお知らせ・ご注意を参考してください。 |
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商品満足度
4.5 -
採点分布
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5つ★
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4つ★
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3つ★
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2つ★
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1つ★
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5つ★
項目別評価
- つけ心地
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満足です
95%
- 発色の良さ
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満足です
91%
- 盛れ感
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満足です
93%
- つけ心地
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- 満足です
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- イマイチ
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- 発色の良さ
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- 満足です
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- イマイチ
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- 盛れ感
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- 満足です
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- イマイチ
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5 5wry*** 2024-11-23 05:52:20
外見に傷はなく、継ぎ目のない圧着でしたので左右と下側からの水の浸入はなさそうです(圧着の不備や経年劣化がなければ)。
上部の作りは、やや頼りない気がするのは僕だけでしょうか?
神経質な為、水中での使用はしませんが水がかかるかも知れない所に行くので、飛沫程度を防いでくれればと思っているので、機能的には十分かな。 -
5 5pwy*** 2024-11-23 00:52:20
安くても全く問題なしです。非常に満足しています。
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5 5jou*** 2024-11-20 03:52:20
デザインと収納のしやすさ兼ね備えてるので、リピートで沢山購入しています。
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4 5gyt*** 2024-11-19 23:52:20
取り付けも簡単で部屋の雰囲気も変わりよかったです。
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5 5wuq*** 2024-11-18 23:52:20
使用して5日…今まで使っていた包丁より少し重みがあるので心配しましたが、力を入れなくても野菜がスパスパ良く切れるので 手も疲れず使いやすいです。
特に鶏肉を切る時、身も皮も良く切れるので気持ちが良いです。
素晴らしい商品です。